洗って再利用できるため、使っている人が増え始めている布マスク。
洗い方が分からず普通に衣類と同じように洗っているという人も見かけますが、布マスクに付着した菌やウィルスが除去できているか不安だという人もいるのではないでしょうか。
ハイターや漂白剤を使うと除菌できるようですが、布マスクに使っても大丈夫なのか気になる人も多いはず。
また、色柄物の布マスクを使用している人は、ハイターや漂白剤を使うと色落ちするのではないかと、使用するのを躊躇している方もいるでしょう。
そこで今回は、布マスクにハイターや漂白剤を使ってもいいのか、色落ちしない正しい洗い方や使い方を紹介していきます。
ぜひ参考にして下さい♪
目次
布マスクに漂白剤は使える?

洗って使える布マスクですが、除菌のために漂白剤を使ってもいいのか気になりますよね。
また、漂白剤にも種類があるため、どれを使ったらよいか悩んでいる方もいると思います。
そこで、布マスクの洗濯に使用できる漂白剤の種類について詳しく調べてみたので、ご覧ください。
使用できる漂白剤の種類は?
漂白剤には大きく分けて、
- 塩素系の衣類漂白剤
- 酸素系の衣類漂白剤
の二つの種類が存在します。
どちらが布マスクの洗濯に適しているかというと、塩素系衣類漂白剤の方がオススメ!
なぜ塩素系の衣類漂白剤がオススメなのでしょうか?
その理由を説明していきましょう♪
塩素系漂白剤とは?酸素系漂白剤との違いは?
塩素系漂白剤は、次亜塩素酸ナトリウムが含まれており、強い洗浄力と漂白力、除菌効果を発揮します。
そのため、白色の衣類だけの使用に限られていて、色物や柄物の衣類には使用できないというのが難点。
対して、酸素系漂白剤は、過炭酸ナトリウムや過酸化水素が主成分となっており、どちらの成分も衣類の漂白には効果を発揮してくれます。
塩素系漂白剤とは異なり、白色だけでなく色物、柄物の衣類に使用できるのがいいですね♪
しかし、塩素系漂白剤より肌に優しい漂白剤ですが、ウイルス除去効果は低めとなっています。
ウイルス除去にはどちらの漂白剤が良い?
布マスクを洗うのであれば、高いウィルス除去効果を発揮する塩素系漂白剤が適しているといえます。
ただし、使用量を間違うと色落ちの原因となりますので注意してください。
ちなみに、柄物や色物のマスクについた汚れを取りたいのであれば酸素系漂白剤を使うのがオススメです。
ウィルス除去効果は低いですが、それでも使わないよりはましですよね(^^♪
塩素系漂白剤・酸素系漂白剤にはどんなものがある?
ちなみに「塩素系漂白剤」としては、こちらがおすすめです。
また、「酸素系漂白剤」の場合は、こちらですね。
どちらも「ハイター」なので、間違えやすそうですが、ラベルに塩素系・酸素系の表示は必ずあるので、購入前に一度チェックするといいですよ。
布マスクを漂白剤(ハイター)で漂白する手順をご紹介

実際に漂白剤を使って布マスクを洗う際に必要なものな、手順を紹介していきます。
今回は漂白剤として上で挙げた「ハイター」を使って洗う売の方法をお伝えしていきます。
これから布マスクを漂白剤で洗う方は、参考にしてみてください♪
準備するものは?
漂白剤(ハイター)を使って布マスクを洗う際は、以下の物が必要となります。
- 塩素系の衣類漂白剤
- 洗濯用の洗剤
- ゴム手袋
- 大きめの容器(洗面器など)
- 清潔なタオル
塩素系の漂白剤は洗浄力が高いため、ゴム手袋をしないと手が荒れてしまいます。
使用する際は必ずゴム手袋を着用しましょう。
ハイターで漂白する方法は?
漂白剤(ハイター)を使った布マスクの洗い方は以下の通りです。
- 大きめの容器に水を張ります。
- 使用量の目安に従って衣料用洗剤を溶かします。
- マスクを10分間浸します。
汚れが気になる方は軽く押し洗いしましょう。 - 水道水でためすすぎをした後はマスクの水気を取ります。
- 再度容器に水を張ります。
- その中に塩素系漂白剤を溶かします。
塩素系漂白剤の使用量は水1Lに対し塩素系漂白剤15mlです。 - その中にマスクを入れ、10分浸します。
- 水道水で十分にすすぎ、清潔なタオルに挟んでマスクの水分を吸い取ります。
- 形を整えて風通しのいい日陰で自然乾燥させましょう。
ハイターで漂白する頻度やタイミングは?
布マスクの洗濯は、基本的に1日1回で、その都度漂白して除菌するのがベスト!
しかし、中性洗剤に10分浸して、すすいで、塩素系漂白剤に10分浸して、またすすいで…。
1人分ならまだしも、毎日この作業を家族全員分のマスクで行うとなるとかなりの重労働ですよね(^^;)
そういった方は、汚れが気になった時や、2~3日に1回くらいに漂白するだけでもOK!
漂白剤の匂いが気になる場合は?
漂白剤の匂いが気になる場合は、マスクのすすぎが不十分な可能性があります。
サッと洗い流して終わりではなく、漂白剤を落とし切るように十分にすすぎましょう。
それでも匂いが気になる方は、押し洗いするのも効果的ですよ!
布マスクが塩素系漂白剤で色落ちしない正しい方法とは?

布マスクを洗う際に必要なものや、洗い方を紹介してきました。
しかし、ハイターでも特に、塩素系漂白剤を使うことで色落ちするのではないかと不安になる方もいると思います。
そういった方はこちらを参考にして下さい♪
塩素系漂白剤を使うときの注意点
ハイターの中でも塩素系漂白剤を使うときは、必ず使用量を守りましょう。
色落ちしてしまう方は、漂白剤の使用量が規定よりも多い場合があります。
また、布マスクを浸しておく時間が長いと色落ちしてしまうので、必ず使用量、漬けおき時間は守るようにしてください。
それでも色落ちしてしまうという方は、除菌効果は低くなりますが酸素系漂白剤を使ってください。
布マスクに漂白剤を使った人の実際の声は?
漂白剤を使って布マスクを洗っている方の声を調べてみました♪
今から仕事用の布マスクをつけ洗いするのだ
10分つけ置きしてからもみ洗い濯いで洗い終わったら熱湯消毒する
本当はハイターか次亜塩素酸につけた方がいいけど肌が弱いからアレルギー出ちゃうので熱湯消毒のみ
結構面倒だけど仕方ないね
— フリフリモモ (@furifurimomo) April 8, 2020
マスクにハイターが残ってたみたいで顔の皮膚がほんのり痛い みんな布マスクはしっかり濯いでから干そうな!
— タマカズラ@TB2期 (@tama_txb) April 21, 2020
布マスク
ハイター臭い
鼻キツい— ビケちゃん (@2gotta_zombie) April 16, 2020
漂白剤で洗ってみた布マスク、カビ臭い気がする…
水気の吸い取りが足りないのかしら— norn (@uzuuzu) April 16, 2020
やはり塩素系漂白剤を使用した際の匂いが気になるという声が多く見られました。
すすぎを十分に行っても、気になる方は多いようです。
また、塩素系漂白剤で洗った布マスクは肌への刺激が強いという意見もあり、肌が弱い人の使用はオススメできないとの声も。
肌が弱い方は酸素系の漂白剤を使う、すすぎをしっかり行うを心がけましょう。
それでも肌荒れが心配な方は、熱湯消毒で除菌する方法をお試しください。
漂白剤を使うことに抵抗がある場合は、通常の洗剤での洗い方もご紹介していますので、そちらも参考にしてみてくださいね。
まとめ
今回は布マスクを洗う際のハイターや漂白剤の使用方法についてご紹介しました。
ウイルス除去には、効果の高い塩素系漂白剤がオススメ!
しかし、塩素系漂白剤のは柄物だと色落ちしてしまう場合があるので、必ず使用量や漬けおき時間を守ってください。
それでも色落ちが心配だという方は、酸素系漂白剤を使用してくださいね♪
また、匂いが気になる方や肌の弱い方は酸素系漂白剤を使うのがいいでしょう。
ハイターなどの漂白剤の種類の特性を考慮して、上手く使っていけるといいですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。